工務店の求人運用は外注すべき?自社運用との違いと費用の考え方
求人は出しているものの、現場やお客様との打ち合わせが忙しく、原稿を見直す時間が取れない。応募が来なくても、何を変えればよいか分からない。工務店の採用では、社長や現場担当者が求人の管理まで抱えていることもあるでしょう。
求人運用を外注するか迷ったら、まずは「掲載後の確認と改善を、自社で続けられるか」を考えてみてください。本記事では、工務店の経営者・採用担当者に向けて、自社運用と外注の違い、費用の比べ方、依頼前に確認したいポイントを解説します。
この記事の内容
工務店の求人運用は、自社で続けられるかを基準に考える
求人運用とは、求人を掲載した後も、閲覧や応募の状況を確認し、原稿や掲載設定を見直していくことです。外注を考える際は、自社に必要な作業と、それを担当できる人がいるかを整理しましょう。

自社運用は、仕事内容を伝えやすく、柔軟に動ける
自社で求人を運用する利点は、現場の働き方や会社の魅力を把握している人が、直接内容を調整できることです。新たな募集や条件変更にも対応しやすく、外部への運用代行費もかかりません。
例えば、採用担当者が定期的に管理画面を確認し、営業や施工管理の仕事内容を現場に聞きながら原稿を直せるなら、自社で改善を進められます。担当者と確認する時間を決め、変更した内容や日付を記録しておくと、振り返りもしやすくなります。
一方、求人原稿を作る知識や、応募が少ない原因を考える時間は必要です。「掲載の操作ができるか」に加えて、「反応を見て、次の改善を考えられるか」まで確認しましょう。
外注は、原稿の更新や改善が後回しになっているときに検討する
日中は現場や商談が続き、求人の確認が夜や休日に回ってしまう。前回の原稿をそのまま使い続け、応募が来ない理由も整理できていない。こうした状況なら、原稿作成や掲載後の運用を外部に任せる価値があります。
任せたいのは、例えば、仕事内容の聞き取り、求人原稿の作成、応募状況の確認、原稿や掲載設定の見直しです。どこまで含まれるかは依頼先やプランによって違うため、自社で止まっている作業に対応してもらえるかを確認してください。
外注を考える目安は、求人の更新や改善が後回しになり、募集を続けても状況が変わっていないかどうかです。担当者の負担と、改善に必要な支援を合わせて考えましょう。
原稿・運用を任せ、面接や採用判断は自社で行う方法もある
求人の作成や運用を外注しても、採用活動のすべてを任せる必要はありません。原稿と掲載後の改善は外部に依頼し、応募者との面接や採用判断は自社で行うなど、業務を分担する方法もあります。
応募者への初期連絡や面接日程の調整を含むかは、契約前に確認します。また、原稿の内容を確認する人、給与や応募条件の変更を決める人も社内で決めておきましょう。確認待ちが続くと、外注しても求人の見直しが進まなくなります。
POINT
「求人を出す」「反応を見て直す」「応募者に連絡する」「面接する」のうち、どこに時間がかかっているかを整理してみてください。任せたい業務が見えると、必要な支援を選びやすくなります。
外注費用は、総額と任せられる仕事で比べる
求人運用の外注費用を比べる際は、月額料金と合わせて、広告費や初期費用、自社に残る作業を確認しましょう。同じ期間で募集した場合に、いくらかかり、どの作業を任せられるのかをそろえて比べます。

運用代行費と、媒体へ支払う広告費を分けて確認する
運用代行費は、原稿作成や掲載後の確認・改善などの支援に対する費用です。媒体広告費は、求人の掲載や広告配信に使う費用で、見積もりに含まれる場合と、別途必要になる場合があります。
そのほか、初回の設定や取材、原稿制作に初期費用がかかることもあります。見積もりを受け取ったら、次の点を確認してください。
- 料金の内訳:運用費・広告費・初期費用は、それぞれいくらか
- 対応する内容:原稿作成、修正、報告、応募後の対応はどこまで含まれるか
- 契約の条件:最低契約期間、更新や終了の手続き、追加料金はどうなっているか
例えば3か月の募集を想定するなら、初期費用に3か月分の運用費と広告費を加えて考えます。初期費用が安くても月々の費用が高ければ、利用期間によって総額は変わります。原稿の修正回数や募集職種数も、同じ条件で比べましょう。
自社運用でも、担当者の時間と広告予算を考える
自社で運用しても、求人を作って見直す時間はかかります。有料の広告配信を利用する場合は、その費用も必要です。無料で利用できる機能と、有料の広告配信を分けて確認してください。
例えばAirワーク 採用管理では、求人の作成・公開や応募者とのやり取りを無料で利用でき、有料オプションも用意されています。出典:Airワーク 採用管理 公式サイト「よくある質問」
社内の負担は、実際にどの作業に時間を使っているかから把握します。原稿の修正や数字の確認に加えて、外注後も残る打ち合わせや掲載内容の確認、面接の時間を見積もりましょう。外注によって減らせる作業が、見積もりの内容に含まれているかも大切です。
費用は、同じ募集期間でかかる総額と、社内に残る作業を合わせて比べましょう。任せたい作業が含まれていなければ、安いプランでも期待した負担軽減につながりません。
予算に合わせて、優先する職種と任せる範囲を決める
営業・施工管理・職人を同時に募集したい場合も、予算や教育体制によっては、優先する職種を絞る必要があります。まず誰を、いつまでに採りたいかを整理し、その募集に必要な支援を考えます。
運用費を支払うことで広告に使える予算が不足するなら、契約範囲や募集計画を見直すことも必要です。一方、原稿の改善が止まったまま広告費だけを増やしても、求める人からの応募につながるとは限りません。
予算を伝えるときは、広告費も含めて使える総額を示し、原稿・掲載先・募集条件のうち何から見直すかを相談しましょう。採用までを見据えた費用の配分を、一緒に考えてくれるかが判断材料になります。
求人運用を任せるなら、工務店の仕事への理解を確認する
外注することで作業の負担を減らせても、求人の中身が実際の仕事とずれていては、採用のギャップは残ります。工務店の求人運用では、業界や職種の実務を理解したうえで、自社の働き方まで聞いてくれるかを確認してください。
「営業」「施工管理」という職種名だけで原稿を作っていないか
同じ工務店の営業でも、見学会への来場者に提案する仕事と、リフォームの相談を受けて現地調査や見積もりまで行う仕事では、任せる役割が違います。施工管理も、新築と改修の割合、担当現場数、職人の手配やお客様対応の範囲によって働き方が変わります。
こうした違いを確認せずに「未経験歓迎」「働きやすい職場」とまとめてしまうと、求職者は実際の仕事を想像できません。入社後に任せたいことと、入社時点で必要な経験を分けて聞き取ってもらいましょう。
例えば、経験が浅い人でも先輩と現場を回れるのか、見積もりや仕様の相談を設計担当にできるのか。社内では当たり前の体制でも、求職者が安心して応募するための判断材料になることがあります。
営業求人の内容を確認する際は、工務店の営業求人で見直したい5つのポイントも参考にしてください。
応募状況と現場の声を、次の改善につなげてくれるか
掲載後は、閲覧や応募の数字を確認するだけでなく、応募してきた人と求める人物像にずれがないかも共有します。未経験者を育てたいのに経験必須と書かれていたり、営業に任せる範囲が伝わっていなかったりする場合は、原稿から見直します。
面接で毎回同じ仕事内容を説明し直しているなら、その情報を求人にも加える価値があります。反対に、求人が十分に見られていないなら、職種名や勤務地などの設定、掲載先や広告配信を確認します。
外注先には「今回は何を変え、次にどの反応を見るか」まで説明してもらいましょう。自社も面接で分かったことや現場の状況を伝えると、改善の方向を合わせやすくなります。
POINT
初回相談で「入社した人に、どんな仕事を任せますか」「今の求人と実際の働き方に違いはありませんか」と聞いてくれるかを確認しましょう。仕事内容を理解してもらうことが、原稿と採用後のギャップを減らす出発点です。
RELIKE RECRUITは、工務店の原稿づくりから掲載後の改善まで支援します
RELIKE RECRUITは、不動産・建設業界向けの採用支援サービスです。不動産売買やリフォームも手がける株式会社リライクが、仕事内容や求める人材を伺い、担当者が求人原稿の制作から掲載後の運用まで一貫して対応します。
月額10万円の求人運用プランをご用意しています。使用する媒体によっては広告費が別途必要になるため、採用したい職種や予算に合わせて支援内容をご案内します。現在掲載している求人からのご相談も可能です。求人運用支援の内容・料金はこちらをご覧ください。
まとめ|自社で止まっている業務から、外注する範囲を決める
工務店の求人運用は、原稿の更新や掲載後の改善を自社で続けられるなら、自社運用も選択肢です。忙しさや経験の不足によって改善が止まっている場合は、必要な業務を外注することで、募集を見直す体制をつくれます。
依頼前には、広告費を含む総額、任せられる範囲、社内に残る作業を確認しましょう。さらに、工務店の仕事内容を理解し、掲載後も原稿や運用を改善してくれる相手かを見極めることが大切です。
まずは自社で後回しになっている採用業務を整理し、その部分を任せられるか相談してみてください。現在の求人、採用したい職種と時期、今のお悩みが分かれば、必要な支援を考えやすくなります。
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